この催しはおかげさまで盛会のうちに終了いたしました。
沢山のご参加ありがとうございました。
昨年9月の強行採決から半年がたち、この春ついに安保法が施行されました。
東京藝術大学の学生、教職員、卒業生の有志で構成する
《自由と平和のための東京藝術大学有志の会》。
いまこの国の立憲主義を取り戻すために、芸術・表現活動の自由を守るために、
あの戦争で死んだ多くの芸術学徒たちの命の意味を問うために、
日本国憲法が制定されて70年の今年、ここにささやかな集会を企画いたしました。
(チラシより)
2016年5月21日(土)東京藝術大学音楽学部 第1ホールにて
自由と平和のための東京藝大有志の会が主催する催しが開かれました。
お待たせしていた藝大集会の日取りとプログラムが確定しました。「無言館」館主・窪島誠一郎さんのお話をメインに、藝大有志の会メンバーによるパフォーマンスを加え、以下の内容でおこないます。用意できた会場が狭く、定員制となりますので、申し込み方法にご注意ください。
憲法9条70年 画学生たちからの伝言 いま耳をすます
◇日時:2016年5月21日(土)17:30開場、18:00開演(終了予定20:30)
◇場所:東京藝術大学 上野キャンパス 音楽学部 第1ホール
(定員170名、入場無料、要・申し込み)
◇主催:自由と平和のための東京藝術大学有志の会
Facebookイベントページは→ここから
◇プログラム
■第I部
プロローグ/群読《あなたを知らない》(詩:窪島誠一郎)
加藤未星(芸術学科)、髙橋和真(声楽科)、常見龍太郎(彫刻科)、宮武苑子(楽理科)、他
1.《死んだ男の残したものは》(作詩:谷川俊太郎、作曲:武満徹)
テノール独唱:櫻田亮、ピアノ:徳山美奈子
2.《ノ・パサラン~戦争法に反対する学生の歌》(詩:川嶋均、作曲:徳山美奈子)
朗読:川嶋均、ピアノ:徳山美奈子
3. 母のなげき~能『藤戸』より
独謡:関根知孝(能楽シテ方観世流)
■第II部
《画学生たちからの伝言》
お話:窪島誠一郎(「無言館」「信濃デッサン館」館主)
※照明アドバイス:面出薫(照明デザイナー)
※挿画:片桐彰『梢のある風景』 戦没画学生慰霊「無言館」所蔵
窪島誠一郎さんの公演の最後に読み上げられた1通の手紙は、想い人の裸婦像を未完成のまま戦地に旅立ち 帰らぬ人となった画学生の一人 日高安典さんに宛てられたモデルの女性ご本人からの想いでした。
日高さんについて、取り上げられた番組をご紹介します。