《芸術と憲法を考える連続講座》 第9回

イメージする。表現する。行動する。

      −核兵器のない世界へ−

 

2018年8月20日(月)15:00 - 17:30
会場 上野キャンパス音楽学部 5号館 1階 109教室

              クロストーク

川崎哲「ぼくたちは世界をどう動かすか」

岡村幸宣「核の脅威と対峙する芸術」

 

 国連で核兵器禁止条約が採択され、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)がノーベル平和賞を受賞するなど、被爆者らの悲願であった核廃絶に、いま現実的な希望が生まれている。北の核ミサイル危機や福島原発の惨状も続くなかで、市民は、若者は、芸術家は、どんな役割を果たせるのだろう?


川崎哲(かわさき・あきら)

1968年、東京生まれ。東大法学部在学中より、平和活動や人権活動に従事。現在、NGOピースボート共同代表。核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)では副代表など歴任し、2014年から国際運営委員。日本の被爆者とともに国連の核兵器禁止条約採択に向けた運動を強め、ICANの2017年ノーベル平和賞受賞に貢献した。著書に、『新版 核兵器を禁止する −条約が世界を変える』(岩波ブックレット、2018年)、『核拡散−軍縮の風は起こせるか−』(岩波新書、2003年)など。

岡村幸宣(おかむら・ゆきのり)

 

1974年、東京生まれ。東京造形大学造形学部比較造形専攻卒、同研究科修了。2001年より原爆の図丸木美術館学芸員として勤務。丸木位里・俊夫妻を中心に、社会と芸術表現のかかわりについての研究、展覧会の企画などを行っている。著書に『非核芸術案内』(岩波ブックレット、2013年)、『《原爆の図》全国巡回』(新宿書房、2015年、第22回平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞)など。



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